みなさん、こんにちは。
施設長 山下真由美です。
NPO法人シンフォニアの新しい理念体系の
VISION「品格の基礎を育むカンパニー」
があります。
品がある人とは、どんな人でしょうか?
どことなくその人から漂ってくる、エネルギーのようなもの
だと思いますが、皆、育った環境も違うので
全く同じ行動をしているということでは
ないと思いますが、品格のある人に共通している行動面や内面
には共通点があるように感じます。
1番に、立ち居振る舞い、所作が美しい
ということがあげられます。
他にも沢山あるかと思いますが
品格の基礎を育む取り組みの中で
うみ組さんの「茶道」があります。
皆がお昼寝をしている時に
年長さんの中でやりたいという子と
一緒に行っています。
もともと、私の祖母が裏千家のお茶の先生で
自宅で教室を開いていました。
私も小さい頃から習っていて
段などは持ってはおりませんが
子どもたちに体験というかたちで
一緒に茶道を楽しんでいます。
茶道の中では、美しい所作とはどんなものか
・立ち方
・座り方
・お辞儀の仕方
・箸のとり方
・器の持ち方
などを伝えています。
礼儀作法は、相手へのおもいやりの心でもあります。
皆が気持ちよく、その時間や空間を過ごせること
自分が、お菓子をとる前に次の人に
「おさきに」とつたえ
次の人が「どうぞ」と応える
そういった心遣いも伝えています。
子どもたちは、お菓子が食べたくて参加している子も
いますが、楽しみながら学ぶことを大事にしています。
先週は、和菓子ってどんなものがあるかな?
ときいたら
「チョコレート!!」
「グミ!!!」
「いもようかん!!」
という答えが返ってきて
どのお菓子が、お抹茶に合うか
食べ比べ、飲み比べをしたりも体験しました。
実際に食べてみて
味わうこと、感じることで
どれが和菓子かちゃんと気づいてくれました。
これからも、子どもたちと楽しみながら
品格の基礎を学べる環境を創っていきたいと思います。