はぁもにっき

運動会のイメージとはぁもにぃの新たな挑戦

皆さんこんにちは

園長の山下真由美です。

いよいよ9月となりました。

熱かった猛暑も和らぎ秋の風を感じる日もありますね。

 

9月の声をきくと全国の保育園、幼稚園は

いよいよ運動会の準備や練習が

どの園も本格的になります。

 

皆さんは、運動会のイメージって

どんなイメージありますか?

運動会写真 に対する画像結果

そもそも、日本での最初の運動会は、

明治7年(1874年)の3月

海軍育成学校である海軍兵学寮

で行われたといわれています。

その運動会を指導したのが、

イギリス人の教官でした。

 

当時イギリスでは、働いている労働者向けの

体育行事が既に行われていたことから、

それを日本に伝えたそうです。

 

最初の運動会は、もともとは

子供向けではなかったのですね。

 

大人の体力比べで始まった運動会ですが

後に学校教育として用いられるよう

なってきます。

集団としての連帯感や結束、

精神の鍛錬のため道具として

児童に向けて運動会が

開催されるようになったようです。

 

こうして、学校教育の中で運動会が

行われるようになったらしいのですが

保育園や幼稚園でも徒競走やリレー、

綱引きや玉入れなどで勝敗を競う日

というイメージをもたれている方も

多いと思います。

前置きが少し長くなりましたが、

今年から、はぁもにぃ保育園では、

名称を運動会から「親子ふれあい会」

と変更いたしました。

 

名称を変えたのは保護者の皆さんにとっても

職員にとっても、今までの運動会のイメージ

が強いからこそ、そのイメージを

いったんとっぱらって柔軟に

様々なチャレンジをOKとしていける

ようにする為でもありました。

 

内容そのものについても

例年とは違うチャレンジがあります。

今までは、どちらかといえば先生たちが

子どもたちの興味関心のあるもの

を中心にして保護者の方に、

子どもたちのどんな発達を

ご覧になって頂きたいか

ということを主眼に競技を考えていました。

 

定番の親子競技に加えて、子どもだけの競技、

子どもの表現(ダンスなど)がありました。

その為に、何ヶ月も前から、

先生たちは準備を重ね

作り込んだ大道具や小道具、

衣装を創ったりもしていました。

今までは、先生たちがつくりこんだ

運動会だったところもあり

どちらかといえば先生たち主体の運動会

だったように思います。

それが、ダメということではありません。

もちろん、これまでの運動会も

子どもたちの成長の一役を

担っていました。

時間をかけて用意されたものは

先生たちの子どもたちへの愛情が感じられ

もちろん、発達にあったものをプロとして

考えているわけですから、子どもたちが

楽しめるものを考えていましたし

子どもたちに経験をつんでもらいたいという

観点から考えられていました。

 

練習に練習を重ねることも、

子どもたちが達成感

を感じられた体験にもなっていました。

 

しかしながら、保育所保育指針の中の

「子どもたちの主体性」

という観点で、私たちは違和感

を感じるようにもなりました。

 

何回も行う予行練習や競技

やダンスの練習の時に

「先生、もう終わりにしてもいい?

あそんでもいい?」

と一人の子どもが先生にきいていました。

 

他の園の園長先生に相談したところ

「けっこう、これって「保育園あるある」

だよね。うちもそうだよ。」

と言われました。

目的が「運動会を行うこと」

になっていないかという問い

を保育者なら一度は必ず感じるはずです。

 

でも、変えていきたいけど、

どのようにしたらよいかわからない。

今までのものを変えていくというのは本当に

大きな勇気が必要でした。

職員会議で何度も話し合い

各クラスでも非常勤の先生

の意見もききながら考え

また幼児クラスは、子どもたちとの

対話の時間も沢山設けてきました。

 

仮に見栄えの観点では、

物足りなさを感じるかもしれませんが

不完全なものでも、もっと子どもたち自身

の主体性を大事にした行事

でありたいという風に私たちも

変わってきたのです。

 

もちろん今まで行っていたものを

全くなくすということではありません。

ダンスがダメとか、リレーはやらない

ということでもありません。

 

子どもたちが日常の遊びの中で、

すごくダンスが好きな子どもたちが

親子ふれあい会で、どうしても

「このダンスをしたい!!」

お父さんやお母さんに見せたい!!

ということであればダンス

を入れてもいいし、

そのふりつけだって

子どもたち自身が決めたらいいし

どんな競技を行うかも、

日常の生活、遊びの中で

すでに子どもたちが大好きなことは

もちろんのこと。

子どもたち自身で話し合って

どんな競技をどんな風に

行うかを決めていけるよう

現在、進めています。

 

先生たち主体の行事から

子どもたち主体の行事

になっていくこと。

そして、親子ふれあい会という

名称どおり、親子が沢山ふれあって

身体を動かせる楽しい日

になったら良いなと考えております。

 

例年の運動会ですと、

競技数も沢山あるので

朝からお母さんがお弁当を作ってもらい

お昼をはさんで、また午後の競技

がありましたが、今年からは、

午後まで行っていたものを、

午前中のみにしたり、

ひかり、ほし組は、自由参加にし

子どもたちの体調においても、更に

留意するようなかたちで進化しております。

 

昨今の猛暑、残暑の影響で室内でも

熱中症になるということをかんがみると

なんでかんで午後までやらなくては・・・

とか、全学年かならず種目がないと・・・

とかというのも私たちの

「運動会とは」というイメージや思い込みが

強かったなと気づきました。

 

そこにとらわれず、柔軟に、

子どもと保護者、職員、地域のかたまでも

真に楽しめる、そんな

「親子ふれあい会」にしたいです。

 

益々子どもたちが成長する大切な

チャンスが沢山ありますので、

その成長のひとコマ、ひとコマを

私たち保育者も、しっかりと見守って

今後も援助して参りたいと思います。

 

今月も皆さんにとって、

ステキな日々でありますように。