はぁもにっき

日本の食文化でがん予防

こんにちは。園長の山下真由美です。

気持ちの良い青空が続いていますが、朝晩はまだ肌寒い日もあり、寒暖の差で皆様も風邪などひいていらっしゃいませんでしょうか。

こういった季節の変わり目には、特に体調も崩しやすく、免疫も落ちやすい時期ですね。

そんな時は、やはり睡眠と栄養が一番大事です。

今、日本人は3人に一人が癌になるといわれていますが、癌になる細胞というのは、私たちの身体の一部のように数年をかけて発病いたします。

私は医者ではないので、これを食べたら癌にならないとか、治るとかは言えませんが、あるテレビ番組で、発癌性を防ぐ一番の食べ物は、「納豆」「味噌」などの発酵食品が一位、二位でした。

はぁもにぃの給食は、基本的に和食の給食を取り入れております。

 

 

 

 

 

なぜかというと、ずばり!子どもたちに正しい味覚を育てたいのと同時に長生きしてもらいたいからです。

和食には、日本人本来の食生活の中で生まれた叡智がつまっています。

真土不二という言葉がありますが、もともと生まれ育った土地のものを食べることが、一番健康になれるという考え方です。

また、近年、私たちが食べている食べ物には、多くの添加物が入っています。

味噌も多くの保存料が入っていますし、納豆も納豆自体は国産でも、添付でついているタレに様々なものが入っています。

はぁもにぃでは、味噌は年間4回、子どもたちが自分たちで作る手作り味噌で、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天然発酵で時間をかけ熟成させていますし

 

 

 

 

 

納豆も国産の納豆を納豆屋さんから卸して、梅をあえたり昆布をまぜたり、時には塩レモンで食べたりして給食の先生がバリエーションをつけて提供していますので、子どもたちもモリモリ食べてくれています。

そして、食べるものだけでなく、日本人が大事にしてきた、食事の文化そのものを、こどもたちと一緒に学ぶことを大事にしています。

 

 

 

 

 

食べる前の姿勢を正しくして、お当番さんが「ご飯は左にありますか?」「お味噌汁は右にありますか?」「おかずは上にありますか?」「お箸は下にありますか?」とききます。

自分たちで配膳をしていると、時に置いてある場所が違う子もいますが、この確認をすることで正しい置き場所を学んでいます。

そして、その日の献立を発表し、その後「いただきます」の言葉だけでなく、食べ物や命、作ってくれた方への感謝の気持ちを「唱え」として唱和しています。

「あめつちのお恵みと これをつくられた方のご愛念に感謝していただきます。この食べ物が私たちの身体の中に入って自他共にお役にたちますように」と唱和します。

毎日のささいなことですが、より自分の身体を作っていく食べ物に子どもたちが興味と感謝の気持ちを持ってくれると嬉しいですし、毎日の積み重ねこそ、教育なのだと考えています。

 

 

 

 

みなさん、お読みいただき、ありがとうございました。