はぁもにっき

どこに意識をむけるのか

みなさん、こんにちは

園長の山下真由美です。

 

5月さわやかな風と青空を感じる日が多くなりましたね。

浮間公園の新緑の青葉が私たちに「自然はなにも変わらないよ」

とささやいているように感じます。

みなさん、ご家族全員、元気でいらっしゃいますか?

身体だけでなく、心も元気ですか?

 

保護者の皆様には、緊急事態宣言に伴う区の対応に順じて

登園自粛にご協力いただきまして、本当にありがとうございます。

ステイホームという言葉が日常になって

緊急事態宣言の延長、学校の休校の中

皆さんのお仕事も、対応に苦慮されていらっしゃる方も多いと思いますが

私たち人間というものは、環境に少しずつ慣れることで

自分の命を守る素晴らしい機能が備わっています。

だから、一日中子どもたちが家にいるご家庭も

だんだんと各家庭でどのように過ごそうか

定着し始めている頃かもしれません。

 

今は、全世界がウィルスに脅かされるという

歴史上でも大きな出来事に今、私たちは遭遇しています。

先月は、毎日のように、感染者の人数が報告され、

子どもたちの「♪さいた~さいた~」の歌が

「最多~最多~」に脳内変換されて聞こえるくらい

私も最初コロナに意識がフォーカスされていました。

 

しかし、今は大きな時代の変革のただなかに、

私たちは今いるのだと意識するようにしました。

今までの当たり前が、根底から覆される時代だからこそ

これからどんな時代になるのだろうか

どんなチャンスがあるのだろうか

どんなチャレンジを皆とできるだろうかというところに

意識をフォーカスすると、日常の生活の仕方も変わってきます。

本質的に、一番大事なのはなんなのか?ということを

立ち止まって考える時間がこんなにもできたことに感謝しています。

 

職員も在宅勤務をしながら、子どもたちと逢えた時に

保育の中で活用できる手作りおもちゃや

手作り紙芝居、手遊びやピアノの練習など

それぞれに考えて準備をすすめています。

園に来ている職員は「オンラインはぁもにぃ」で子どもたちと

Zoomでつながるということにも、初チャレンジしました。

各家庭から子どもたちの元気な声をきけて

私たちが子どもたちを元気づける為に始めたことですが

逆に元気をもらっています。

 

ある日の「オンラインはぁもにぃ」では

一人の子が自分のお気に入りのメルちゃんの人形を画面に見せたら

次々と私も、私もと画面上に持ってきてくれて

7,8人の子がメルちゃんと一緒に楽しんでくれた日もありました。

約半分のご家庭にご参加いただき、重ねて感謝申し上げます。

 

職員も初めてのことで、試行錯誤しながらの

「オンラインはぁもにぃ」でしたが

みなさんが温かく見守ってくださって

私たちもチャレンジすることができました。

先生たちそれぞれのお楽しみに合わせて

どんなかたちでも安定して配信できるように

新しく機材を購入してしまいました。

 

18日からまたパワーアップして「オンラインはぁもにぃ」

を続けて参りたいと思います。

 

それでは、皆さん、くれぐれもお身体ご自愛ください。

早く皆さんと、リアルでお逢いできますのを

そして、子どもたちと過ごせる毎日を

待っています。