はぁもにっき

躾って・・・・ちゃんとさせること?

こんにちわ。園長の山下真由美です。

令和初のブログということで、

新しい時代になってもどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆さんは10連休いかがお過ごしでしたか?

今日、久しぶりに逢う子どもたちは、

元気いっぱい、このお休み中のことを話してくれる子もいれば、

なんとなく今日もお家にいたくて涙してしまう子もいました。

でも初めての10連休、心配していたほどではありませんでした。

大人だって、こんなに休みが多ければ、10連休ロスにもなりますから

子どもが不安定になるのも無理はないですよね。

さて、話は変わりますが、私たち親は、子どもたちに躾という観点で沢山のことを教育します。

例えば、「はぁもにぃのこども 10のやくそく」の中にも

“自分から心をこめて挨拶をします”という項目があります。

挨拶というのは“おはようございます!”と元気よく言うことだと思っている方も多いかもしれませんが、

挨拶の始まりは、朝、会った時に、“にこっ”としたり、

お父さん、お母さんの後ろに隠れたり、

黙って下を向いたりするのも私はその子の精いっぱいの挨拶だと思っています。

また、“名前を呼ばれたら「はい」と返事をします”ということも、

“はい!”と元気よく声をだして返事をする前段として、

自分の名前を呼ばれた時に、先生の方にちょっと意識が向いて目が合ったり、

手がピクッと動くのも返事だと考えています。

最終的に卒園するまでに、この「10のやくそく」

が意識できる子になってくれたらという願いが込められていますが、

それがいつもできないとダメということではありませんし、

親や先生の望むような形でなくてはいけないということでもありません。

先生たちは「10のやくそく」を意識できるよう

毎日の生活の中で子どもたちに援助していますが、

一番大切にしているのは「子どもたち一人一人が伝えようとする気持ち」

「表現しようとする芽」を大切にしたいと思っております。

そして何よりも、私たち大人が、子どもの前で見本を

見せられているということが躾の本質ではないかなと考えております。

さぁ、春から少しずつ季節も変わろうとしています。

過ごしやすい5月、子どもたちと様々な関わりをもって、

今月も過ごしていきたいなと思います。

今月もどうぞよろしくお願い申し上げます。