はぁもにっき

ピースゾーン

こんにちは!パートナー保育士の泉浩子です。

今日はピースゾーンについてお話します。

はぁもにぃ保育園には保育室の一角にピースゾーンがあります。これは、子ども2人が向き合って座れる小部屋で、片方は壁になり、片方は入り口になっています。
集団生活においては、どうしても子ども同士、意見が合わずぶつかってしまうのは避けられないことです。そんな時、このピースゾーンに入って、話し合いをします。
中には、ケンカになってしまった時に
「ピースゾーンに行こう!」と自ら言って入る子たちもいます。

 

写真に写っている2人は、仲良く遊んでいるところをお願いして登場してもらいました😊

はぁもにい保育園の子どもたちの素晴らしいところは、このピースゾーンでトラブルの解決が出来ることです。
トラブルになる時は必ず理由があります。お互いがそれぞれ嫌な思いを抱えています。それをきちんと言葉にして
「私はこういうことが嫌だった!」
「僕だってこれが嫌だったんだ!」
と言うことで、相手の思いを知ることが出来ます。そして最後には相手の痛みを分かった上で
「ごめんね」「いいよ」
「ごめんね」「いいよ」
とお互いに言い合ってピースゾーンを出て行きます。子どもたち同士での解決が難しい場合は保育士も加わりますが、徐々に子どもだけで解決出来るようになっていきます。

自分の思いを言葉にして相手に伝えることは、繰り返し練習しないと上手く出来ません。はぁもにぃの子どもたちは日々の暮らしの中で、この訓練を知らず知らずのうちに何度も何度も行なっています。自分の思いを相手に伝えることは、子どもだけではなく、大人になってもとても大事なことです。このピースゾーンを使って、大切なことを沢山学んでいって欲しいなと思います。