はぁもにっき

子どもの主体性を大事にしたお泊り保育

こんにちわ。園長の山下真由美です。

長い梅雨もやっとあけたかと思ったら、今度は猛暑が続いています。

本当にこの寒暖差に大人も子どももまいってしまいそうですね。

園では、冬のイメージだったインフルエンザA型がはやり、なんだか地球の異常気象と共に、子どもたちの体調についても心配な部分が多くあります。

さて、7月にありましたうみ組のお泊り保育がおかげさまで無事に終了いたしました。

長野県の蓼科まで行ってまいりましたが、昨年とはまったく違うプランの2日間でした。

宿泊をするペンションぽっかり雲は同じですが、2日間、何のアクティビティを経験したいかということは、子どもたちが4月から少しずつ考え、旅行雑誌「るるぶ」をみながら、何度も話し合って決めました。

ここが、他の園のお泊り保育とは違う、はぁもにぃ独自の大切にしているところです。

日常の中でも、子どもたちの興味関心やつぶやきを大事にして、先生主体ではなく、子どもたちが選択していく、考えていくという保育を大事にしています。

その日常の保育の連続の先にお泊り保育があるならば、当然、去年のメンバーと今年のメンバーでは、行きたいところも、興味も変わってきますので、体験するアクティビティも変わってくるわけです。

去年の子どもたちは、

①みんなでバーベキューをしたい

②森で遊びたい

③牧場で馬に乗りたい

④アイスクリームが食べたい

でしたが、今年の子たちは沢山の希望をだしてくれました。

①牧場で馬に乗りたい

 

 

 

 

 

 

 

②乳搾りをやりたい

③アイスクリームを食べたい

④蒸気機関車をみたい

 

 

 

 

 

 

⑤魚のつかみどりがしたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でした。やはり牧場で馬にのりたいというのは、鉄板なようです。そうした子どもたちの希望を叶えるべく、先生たちはバスで行くのか、電車でいくのか、からプランを考え、子どもたちと場所を確認しながら工程を考えます。

実際に2日間の限られた中ではありますが、全部の希望を盛り込んで、下見に行き、何度もシミュレーションをして当日をむかえました。

お泊り保育では他にも、子どもたち自身で昼ごはんのウィンナーやベーコンを牧場で買ったり、園でお留守番をしてくれている、かぜ組さんやだいち組さん、先生たちにお土産を選んで買ったりということもしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人数と個数があっているか、蓼科にいってきたことが伝わりやすいものかどうかなども、チームごとに分かれて話し合いながら購入していました。

宿につくと、自分の身の回りのことは自分で行い、重いボストンバックも  自分のものは自分で持って歩く子どもたち。

親御さんと離れて本当に成長した姿を感じることができました。

お留守番のだいち組さんやかぜ組さんも、今日はうみ組みさんがいないからと、頑張ってくれていました。

この2日間の経験を糧に、子どもたちと一緒に私たち保育者も更に前進していきたいと思います。